紫外線の影響
春先から徐々に紫外線量が増え始め、ピークに達する7月〜8月の夏頃は年間で最も紫外線の影響を受けやすい時期です。
真夏は紫外線が強く肌以外にも頭皮や髪の毛にも悪影響を及ぼします。
頭皮は日焼け止めなどをつけていない方が多いため、余計に日焼けしやすいといわれています。顔や身体は日焼け止めをつけて予防する方は多いですが、頭皮まで日焼け止めクリームをつける方はなかなかいません。
日傘や帽子を被って、日焼け予防をするなど必要になりますが、最近は日焼け止めスプレーなども販売しているので、帽子の代わりに使用するのもオススメです。
頭皮環境の悪化
夏は全身汗をかきやすくなります。
頭皮も汗をかき、髪の毛が密着して生えているため蒸れやすい環境にあります。
大量の汗や蒸れだけでなく、頭皮が湿っているとほこりなども付きやすくなるため頭皮環境が悪化してしまいます。帽子を被る機会も多くさらに蒸れやすい環境を作ってしまいます。
薄毛や抜け毛を予防・対策するためには頭皮環境を清潔に保つことが欠かせません。頭皮環境を清潔に保つためにも頭皮についた汚れはしっかりとシャンプーで洗い流すことをお勧めします。
シャンプーの仕方で頭皮環境を改善!
整髪料をつけていると髪が絡まってしまうことが多いので、髪を濡らす前に、柔らかめのブラシで髪をといてください。ブラッシングによって頭皮の毛細血管が刺激され、血流が促進し、発毛・育毛の効果も期待できます。
ブラッシングの次は、髪をしっかりとお湯で流す「予洗い」がとても重要です!
整髪料や汚れが残っていると十分に泡立ちません。シャンプーの量を増やすとすすぎ残しも増えます。すすぎ残しは、頭皮のかゆみ、肌荒れ、嫌なニオイの原因に。予洗いを十分に行えば、それだけで7~8割程度の汚れは流せるといいます。泡立ちの良さにも関係してくる予洗いは、洗髪において非常に重要です。
シャンプーを手に出したら両手のひらに広げ、空気を含ませるように指の腹で地肌にやさしく押し当てていきます。『髪の毛』というより『頭皮』を洗浄するイメージで、頭皮全体をマッサージするように洗ってください。
tmc.炭酸泡シャンプーをお使いでしたら、この段階で2〜3分このまま泡パックをしてください。
頭皮全体に泡が行き届いたら、しっかりと洗い流していきます。すすぎも、予洗いと並んでとても重要です。
仕上げに髪を乾かす際に重要なのががドライヤー。男性だと自然乾燥で済ませる人も多いいですが、「髪にとっては悪影響」です。髪の毛も濡れたまま放置すると雑菌が繁殖し、嫌なニオイが発生します。頭皮のニオイが気になる人ほど、入浴後はタオルドライをして、素早くドライヤーをしましょう。
シャンプーのベストな頻度は1日1回ですが、ご自身の頭皮の状態をよく観察し、季節に合わせて回数を変えましょう。
頭皮の環境を改善するには、日々のシャンプーを見直すことが大切です!